花粉さん、もうお帰り下さい。
こんにちはJJです。
ちょっと今回は趣向を変えて機材とかの話をしてみようと思います。
機材の話をする前に少し昔話をしたいと思います。
私JJは古くは中学生からギターを始め今に至ります。その中のバンド歴にはプロを目指していた時期もありそれなりにライブ経験やギター、機材に触れてきたつもりです。
昨今のギター事情はデジタル化が進み、一昔前の機材とは一線を画す訳です。
私も色々と最近の機材を所持しておりますが、まぁ音がよろしい。素晴らしいの一言です。
そんなデジタル化戦国時代に感じたことを主観100%で書いていきたいと思います。
文句?知らんがなの精神でいきたいと思います。
今回はかなり乱暴な文章なので気を悪くされる方もいるかもしれませんが、やはり気にしません。それほど機材というのは奥が深いのですと言い訳しておきます。
今回は「アンプ」について語ってみたいと思います。
アンプにも種類があり、コンボやラック、プリ&パワー等多数の形状がありますね。
ここでは割と本気でバンド活動をしていることを想定し「ヘッド+キャビネット」の話をしようと思います。
まずはこれをご覧下さい。
そうです、90年代に猛威を振るったPEAVEY5150-2です。トーレックスは自分で張り替えました。
値段の割にエゲツない歪みを生み出すバケモンです。若かりし頃のJJはこのアンプを愛用しておりました。
当時のライブハウスではこれかメサのDual Rectifireを持ち込んでいるギタリストが多かったと思います。同じような経験をした方も多いかと思います。
昨今では小型化したランチヘッドやシミュレーションしたものも多く未だ人気の衰えない機種だと思います。
さて、ここでJJは言いたいのです。
「本当にこのアンプの音を知っていますか?」
これね、意外と知らないと思うんです。
このアンプね
歪まないんですよ。
「おまえ耳おかしいんじゃねえの?」
と言う声が聞こえてきますがまぁお待ち下さい。
おそらくこのようなことを言う方は、実機をライブハウスで爆音で鳴らしたことがないのではないでしょうか?(あったら知らんがな〕
考えても見てください。
150Wの真空管をフルパワーに近い爆音で鳴らす、それがどういうことか
激烈な歪みアンプを大音量で鳴らすとどうなるか
「歪んでいるのに歪んでいない」
という訳の分からない状態になるんですよ。
いわゆるこれが「ヘッドルームが広い」という状態なのかな?と思います。
「ブラウンサウンド」と呼ばれる歪んでいるのに耳に痛くなく気持ちの良い音と呼ばれる所以はここなんだと思います。
歪んでいてもクリアーに聞こえる
これこそが大型真空管アンプの魅力なのだと思います。
アンプ本来の音を知らずに部屋でプリ部で歪ませてパワー部は極小の人が「ヘッドルームが〜音の広がりが〜」と語る
これほど滑稽なことは無いと思います。
「このアンプ抜けるんだよねー」と言ってる語る、ただそれはミドルを上げてるだけではありませんか?本当に抜ける音はドンシャリでも抜けますよ。
ヘッドルーム、サチュレーション、ダイナミクス、様々な言葉がネットを通じて一般化してきました。
その言葉の意味を本当に
「耳で聴いたことがありますか?」
この体験をしてる、してないは大変大きな差だと思います。
まずプリアンプよりパワーアンプの音量を上げましょう。VHTのCLASSICが評価されているのは大音量でのクリーンが出せるかららしいですよ。
ただ今回の記事はあくまで「アンプの音」について語っているのでエフェクターの音が好きという意見をけして否定してはいけません。つまり自分が好きな音が良い音なのです。そもそも歪みに関して良い音の定義を求めるのが間違っていると思います。
冒頭のデジタル化に伴い今一度、アンプというものを見つめ直すのもいいかもしれませんね。
長文駄文ですが最後まで読んで下さりありがとうございます。
ちなみに最近のJJはヘッドルーム云々よりコントロールしやすいやっすいマルチエフェクターが好きですw
そこもバンドアンサンブルの兼ね合いですね。
ではまたお会いしましょう