花粉症が凄いみたいですね
外から帰ったら手洗いうがいをしましょうね
こんばんはJJです(・ω・)
今回はネック製作にあたってひじょーーーーに労力を使う指板のR付けを楽にしてくれる魔法のジグを作りたいと思います。
詳しい効果などについては、質問があれば気が向いたら答えることにしますのでとりあえず画像でお楽しみ下さい。
(画像だけでもなんとなく分かるかとも思います)
まずはワークになるのはそこらへんに転がっている端材です。汚いので軽くヤスリがけをします。
ある程度綺麗になったらまずはセンターラインを引きます
そこからあーしてこーして幅120mm高さ10mmになるように製図します。
こんな感じになります。
で、こいつをバンドソーで
短くして…
曲げながら切ります。
柔らかい材ということもあり、R部も楽々カットです。
出来上がったのがこちら
当然ガタガタなのでヤスリ等で整えて
こんな感じになります。
歪みが無いかを確認
概ね問題無さそうなので、同じ物をもう一つ作ります。
光を当てて隙間が無いかをチェックします
いけるかな?
正直この作業かなり難しいです。
精度が求められるので…
とりあえず、下面?は出来たので上面を作ります
同じように隙間が無いように擦り合わせます
画像ではなんとなく合っているように見えますがやはりガタガタなので調整します
で、出来たのがこちら
今更ですがこのジグについてご説明します。
まずは下の画像をご覧ください。
ちょっと無茶苦茶な説明ですが、まず先程作ったジグの上に乗っている薄い板がルーターと仮定します。
そして黒いヤスリ、これが指板になります。
つまり、ルーターの底面にジグの上面を貼り付けるとジグの下面をジグ移動し、その切削角度がジグの角度になる訳です。
で、このジグの場合は9.5Rになりストラトの指板Rになる訳ですね。
ハァ?
??(・ω・)??
という方の為に下の画像をご覧ください。
このように動き簡単に指板Rがつけれるというジグの製作記事でした
ただ、「指板」という演奏する上でかなり重要なファクターを成形する為のジグなのでかなりの精度が求められるのです。
正直、このジグを作って考えている現在やり直しを検討しています。ひとまず、次の休みでは悩みたいと思います。
3月17日更新
前回のジグ作りを終え、考えた結果やはり作り直すことを決意しました
やはり、正確なRを固い材に直接落とし込むのは無理があると判断したのでまずはテンプレートを作ることにします
あとは切ってからルーティングで仕上げていきたいと思います。
3月21日更新
前回作成したワークを切っていきます
問題無くカット出来ました
やはりガッタガタなのでサンディングで成形していきます
前々回はこの工程を分厚いワークでやろうとした為に失敗したのですが今回は薄いPDFです。
慎重に削って確認していきます
どうやら下面はいけたらしいのですが、なかなか上面が上手くいきません
しばらく考えて下面に幅5mm(PDFの厚みが5mm)にサンディングペーパーを貼って滑らせるように上面をサンディングしたところ上手くいったので次回には完成形をお見せ出来るかと思います。
3月30日更新
前回の続きです。
仕上がりまでもう少し形成していきましょう
このようにサンドペーパーを貼り付けて
ズレないように擦り合わしていきます。
スリスリ
無事に出来たみたいなので隙間がないかの確認です。
このように光が透けてなければOKです
問題ないようなのでワークに罫書きをします
そしてカット
前々回はここでミスをしているので、同じミスをしないようにテンプレートを作りました。そのテンプレートを用いて治具を作るのですが
ワーク材、テンプレート共に接地面が少なくこのままルーターを使用すると、とで危険なのでワーク材を広くします。
端材や上面のワーク等を両面テープで貼り付けます
これなら安全なので早速ルーティングします
少しずつ掘り下げ、ビットも変えて
という訳で下面は出来ました
続いて上面です
同じようにルーティングします
という訳で出来ました
問題が無いか確認です
OKのようですね
ではこれを、半分にひき割ります
あとはこれを組み立てれば完成です。
なかなか完成形を見せれませんがもうしばらくお待ちください。
上記から思案すること数年
海外の作家から色々勉強してついに完成に至りました。
まずはセンターラインを書いたベースを作ります。
端には固定用のトグルクランプをセット。
こんな感じで材を抑えます。
全体図。
指板を置いてみます。
ベースは出来たのでジグを作ります。
R材を固定、穴開けです。
出来ました。
センターを確認して固定。
何か凄いことに。
ベースプレートを置いて。
完成です。
Y軸に移動してX軸を削れる10Rのジグの完成です。
これで嫌いな指板Rを綺麗に出すことが可能になりました。長かった…
では、またお会いしましょう(・ω・)